みんなに効く風邪薬というものがあれば良いですよね。

風邪を引いたと感じても人それぞれ違います。鼻水が出る、寒気がする、喉が痛い、咳が出る、熱っぽい、お腹が緩くなったなど、風邪のひき始めは千差万別きっかけも症状も異なります。

風邪薬もしっかり正しい物を選ばないと自然に治るものも長引かせる原因になります。

風邪の初期症状

寒気、微熱37.2度くらい、汗をかいていない、鼻水、肩の違和感:このような症状には葛根湯をお湯で飲むのがオススメです。寒邪が入って間がない時期の症状なので、先んじて温めることを考え下さい。じんわり汗をかくくらい温まると風邪の治りが早くなります。。熱っぽい感じがしても冷たいものはガマンして下さいね。

急に熱が出て節々が痛い、熱っぽくて38度近い熱がある:そんな時には天津感冒片を常温程度の水で飲むのがオススメです。熱邪による症状ですので、辛い食べ物は控えましょう。インフルエンザなどの時には板藍根を一緒飲むことをオススメします。

熱はないけど鼻水が止まらない、透明で流れるな鼻水:こんな時には小青竜湯をお湯で飲むのがオススメです。透明な鼻水は身体に寒邪がある証、いわゆる身体が冷えてる状態です。身体を温めることを考えましょう。

体が冷えてお腹が緩い:こんな時には勝湿顆粒をお湯で飲むのがオススメです冷たいものを飲み過ぎたり食べ過ぎたりしてお腹を冷やしていませんか?

熱はないけど喉が痛い、口が渇く、咳がゴホゴホ:そんな時には天津感冒片、麻杏止咳顆粒、潤肺糖奬、響声白竜散などを常温程度の水で飲むのがオススメです。暖房のかけ過ぎや乾燥した環境に居ませんでしたか?濡れマスクや湿らしたタオルを部屋に干すなど加湿を心掛けましょう。

風邪を引いて2~4日、なかなかスッキリしない:そんな時には柴葛解肌湯をお湯で飲むのがオススメです発熱がないのに解熱鎮痛剤を飲みませんでしたか?

妊娠中で寒気のする風邪を引いた:妊娠中は「麻黄(まおう)」や「エフェドリン」が入った処方は避けるようにしましょう。香蘇散は妊婦さんでも飲んでいただける処方になっています。食事に生姜やネギ、紫蘇を取り入れて身体を温め消化に良いものを食べましょう。

市販薬の風邪薬と解熱鎮痛剤

市販薬の風邪薬には解熱鎮痛剤が必ずと言っていいほど入っています。解熱鎮痛剤は作用の強さがロキソプロフェン>イブプロフェン>アスピリン(アセチルサリチル酸)>アセトアミノフェンのような順になります。

風邪をひいた際に体温が上がるのは体内で抗体が活発になって、免疫を上げるために37.0℃前後まで身体を温めます。では、体温が上がりきる前に市販薬で体温を下げてしまうとどうなるでしょうか?

解熱鎮痛剤を使う目安は38.0℃以上とされています。また、解熱鎮痛剤は痛みの元となるプロスタグランジンを抑制する作用があるのですが、プロスタグランジンには胃の粘膜の修復を促す働きがあります。この為普段から解熱鎮痛剤を乱用すると、胃の不調などの原因となりますので気を付けていただきたいですね。

痛くなったらすぐ痛み止めではなく、なぜ痛くなったのか?を考える習慣を作ることで痛み止めに頼らない身体、風邪を引きにくい身体、風邪をこじらせない身体へと体質を改善することができます。

風邪を引きやすい方、1週間以上治らない方、対応が間違っている可能性がありますので、ぜひあけぼの漢方にご相談ください。