不妊症とは

子宝、妊活、第二子不妊など色々な呼び方はありますが、これらは「不妊症」と病院などでは呼ばれる症状を言います。

一般的に「1年間妊娠を希望しながら夫婦生活をおくっているにもかかわらず、なかなか子宝に恵まれない夫婦」が産婦人科などで相談されるとに「不妊症」と診断が出されます。2022年4月より一部の不妊治療に対して保険が適用されることとなりました。

[WHO(世界保健機関)調べ]

以前は10組に一組ほどの割合と言われていましたが、ここ最近では3組に1組のご夫婦が子宝に恵まれず悩んでいるといわれます。原因が女性にあるものと考えている方も多く、お姑さんから心無いことを言われ辛い思いをするのは女性ばかりだった時代もあったようです。WHOの2019年のデータでは、不妊症の原因は女性のみではなく男性にもあるケースが増えています。

このため、不妊治療をされる際には男女二人の検査と治療、生活習慣の見直し、体質改善などを二人一緒に考えていくことが大切です。

そんなに悩んでいる方が多いのかと驚かれる人もいますが、風邪やその他の疾病の場合は周囲の方へ相談したり世間話としてお話されることもありますが、子宝のお悩みはナイーブは内容なのでなかなか打ち明けられないことが多いですよね。

また、過去には某有名女性歌手が「30歳を超えると羊水が・・・」と発言し炎上したことがありますが、言い方は間違っていますが伝えたいことはあながち間違えではないかと思います。第二子を望まれる方や高齢出産になればなるほど妊娠率が低下しているのが実状です。

これは、女性が妊娠する確率が最も高い年齢は17歳で、歳を重ねるごとに確率は下がっていくものと考えられています。また、女性のカラダは7の倍数で変化を迎え、健康と美しさは28歳ごろピークを迎えるという中医学の考え方があります。

30歳までには出産したほうが良いと言われるのはこれらの考え方が背景にあるからですね。

「じゃあ、30歳を超えたら妊娠は諦めなければいけないの?!」と落ち込まないでください。普段の食事や生活、体質を見直し改善することでに妊娠する確率を上げることはできます

妊娠しやすいカラダ作り

卵子が卵母細胞から成長し排卵されるまでにかかる日数はおよそ6ヶ月、精子は成長するのに74日間、身体の細胞すべてが生まれ変わるには6年かかると言われています。

次の月経後に排卵される卵子の質はおよそ6ヶ月間の生活の成果が現れるといえます。精子はおよそ2ヶ月の生活の結果が数や

今日から6ヶ月後以降に出会う卵子と精子の質を上げることで妊娠する確率、赤ちゃんとご対面する確率を上げるべく一緒に頑張ってみませんか?

私達がお願いしていることは、6ヶ月かけて食事と生活や夫婦関係を見直すことで心身の健康をともに支え合える仲良しご夫婦になっていただくことです。

妊娠しやすい環境作り

妊娠期間は10ヶ月ほどありますが、中期から後期には食事もままならず、身動きや家事がうまくできなくなります。

出産後3ヶ月、お母さんになりたての女性は心身ともにボロボロになります。その後も2~3歳ごろまでは夜泣きや突然の発熱などで休まる時間はほぼ無くなることでしょう、成長が落ち着いてくると同年代の子供の成長差に焦る方も出てきます。

そんな時に手を差し伸べてあげられるのはお父さんになる男性ですよね。家事を分担したり、育児の悩みなどを聞いてあげたり、リフレッシュしたりして、壁を乗り越えてカップルから素敵な家族になる。その為に必要な時間のお手伝いをさせていただけると幸いです。

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